【米国株が儲かる理由】値幅制限がない＝ストップ高なしで爆上げし続けられる

米国株には値幅制限がないので、爆上げに天井なし

日本の株式取引では、一日の取引で生じる値上がりと値下がりの変動幅が株価によって決められています。これを値幅制限といい、その上限をストップ高（だか）、下限をストップ安（やす）。これらの値をストップ値段といいます。

ストップ高が設定されている理由は、適正な株価の形成のためで、ストップ安がある理由は、不測の損害からの投資家の保護のためなのですが、米国株には、この値幅制限がありません。一日に起こりうる爆上げも大暴落も無制限。天井なしで底もなし。ワイルドですね―ｗ

ある銘柄にとって何か良いニュースがメジャーなテレビやネット、新聞などで報道され、買い手が殺到し、株価が急騰する材料が揃ったとします。日本株の場合はストップ高があるので、そこで終値となりますが、米国株にはストップ高がないため、取引が続けられます。日本株では起こり得ない爆上げが起こりうる。一日で儲かる額のスケールが違うということです。

爆上げ時に制限がない米国株の仕組みは、デイトレやスイングトレードをする人にとっては、おいしいの間違いなし。

暴落時に歯止めがないのは、一見、危険に思えますが、ネット証券を使ったオンライン取引では、いくら値下がりしたら自動で売るという設定ができるツールがあるので、あらかじめマイ・ストップ安を設定しておけば、そこで損切りという形でリスク回避ができます。

株価が下がっていくトレンドの時に、空売りで儲けるという株の技もあるので、ストップ安がないことも、一概に米国株のデメリットは言えません。

下記に、日本株の値幅制限がいくらなのかは、株価によって違い、下記の一覧表のようになっています。

米国株ならではのぐいぐいあがっていくときの高揚感、醍醐味を知ってしまうと、急成長していけるものに、足かせがはめられるような印象が否めません。。。

日本株の値幅制限表